難燃性を向上したい

課題

主に石油を原料とする樹脂をいかに燃えにくくするかは長年の大きな課題です。また、樹脂を燃えにくくできたとしても、その結果樹脂の伸びや強さなどの特性が失われてしまうようでは使用できません。更に、安全性への要求や環境意識が高まり、効果的に使用されてきた難燃剤が使いにくくなるケースもあります。

ファイマテックではそのようなニーズにお応えするべく、安全な鉱産物ベースの2つの難燃剤をご提供しております。

水酸化マグネシウムは、350℃から構造水の離脱による分解が始まります。その反応が吸熱反応であることと、発生する水蒸気による燃焼ガスの希釈効果により難燃効果が発現します。ノンハロゲン系難燃剤として良く知られていますが、当社は水酸化マグネシウムを主成分とするブルーサイト鉱石を中国の協力工場で粉砕・加工しております。現地でのOEM生産によって安価な製品づくりを実現いたしました。

もう一つの製品はハロイサイトです。ハロイサイトはその特徴として酸点を持っています。この酸点を表面処理で隠してあるのですが、樹脂が燃えると熱がかかることでこの表面処理剤が揮発し、活性化された酸点が現れ、樹脂を分解してチャー(不燃物)を形成します。

使用例:EVAにDRAGONITEと水酸化マグネシウム、リン系難燃剤を併用することで難燃相乗効果を発揮しつつ、樹脂物性低下を抑制できます。

サンプルNo. No.1 No.2 No.3 No.4 No.5
EVA+Mg(OH)2 90
有機リン系難燃剤 0 2.5 5 7.5 10
DRAGONITE-APA:M 10 7.5 5 2.5 0
酸素指数 31.5 32.5 31.0 26.0 26.0
UL-94試験 V-2 V-0 V-0 V-2 V-2
引張弾性率の変化
引張弾性率の変化

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